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商品詳細

棟方志功「自筆書簡」「葉書」「ネガフィルム」等一括 ■ 昭和20年頃〜昭和44年

販売価格: 275,000円(税込)
数量:
【商品名】 棟方志功「書簡」「葉書」等一括
【刊行年】 昭和20年頃〜昭和44年
【状態】 経年相応の劣化有
【備考・コメント】
板画家・棟方志功(1903-1975)は、青森市安方出身。
以下の7点一括で、(1)〜(3)は棟方が富山県西礪波郡福光町に疎開していた時期のもの。

(1)「荒木智夫」宛自筆葉書1通
官製葉書に墨書、15行。落款入。5月10日消印。消印の「年」が判読できないが、棟方の住所印が「富山県西砺波郡石黒村法林寺」の為、おそらく富山県西礪波郡福光町に疎開して間もない昭和20年のもの。
“元気ですか。あのあたりの五月の田面美しくつよい事でせう。春雨に煙るメツブシノイケアタリナミダシテオモヒワヅラヒマス…(後略)”等が綴られている。

(2)「小堀保三郎」宛自筆書簡1通
封書。巻紙に墨書、45行。落款入。7月25日付。消印の「年」が不鮮明だが、おそらく昭和20・21年頃のもの。
小堀氏の新事業の発展に少しでも寄与したい旨や、氏の意欲に刺激を受け、「お会いしてくわしくにそのさかんなるいのち振りにふれ太く『矢楯たまらぬ想念です』」等が綴られている。
封筒両面には複数の円模様が朱筆で描かれている。

(3)「加藤盛男」宛自筆葉書1通
官製葉書に墨書、7行。消印は不鮮明だが、葉書料金が50銭の為、おそらく昭和22年のもの。
棟方が作製した加藤氏の蔵書印が捺されており、この蔵書票を国画会展覧会工芸部に「板経」の内として出品予定の旨等が綴られている。

(4)「小高根二郎」宛自筆葉書1通
「鶴岡八幡宮」の絵葉書にペン書、9行。消印は昭和40年8月19日。毎日新聞に掲載された小高氏執筆の『茶の間』に対する礼状。

(5)「川上政夫」夫妻宛自筆葉書1通
官製葉書にペン書、8行。消印は昭和43年2月13日。新年の挨拶や知人と会った事等が綴られている。

(6)「小高根二郎」宛自筆葉書1通
往復葉書の返信面に鉛筆書、15行。消印は昭和47年7月19日。執筆に対する御礼、これから青森と岡山に行く事、秋までに棟方の本が三冊位刊行される事等が綴られている。

(7)鎌倉の棟方志功邸で撮影したネガフィルム、インデックスプリント
ネガフィルム(計72コマ)とそのモノクロインデックスプリント12枚(計72コマ)。「鎌倉棟方志功邸 昭和43年6月23日」、「鎌倉棟方邸 昭和44年6月8日」と其々ペン書された二つの紙製フォルダーに収められている。被写体は棟方本人、家族や関係者とおぼしき男性達、棟方邸の内外観など。
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