【商品名】 山口常光旧蔵「軍楽隊」関連写真一括
【撮影年】 明治末〜戦後
【備考・コメント】
■山口常光（1894-1977）は、大正元年に陸軍戸山学校軍楽科に入学。欧州への音楽留学等を経て、支那派遣軍軍楽隊長、陸軍戸山学校軍楽隊長、陸軍戸山学校長代理を歴任。
最終階級は軍楽部に於いては最高位の陸軍軍楽少佐。戦後は昭和23年から10年間にわたり初代警視庁音楽隊長を務めた。

■写真は全部で約450枚（中サイズが多め）。内、当時現像されたオリジナルプリントは100枚ほどで、残りはリプリントと思われる。
撮影時期は昭和戦前期が大多数を占め、被写体は、陸軍戸山学校軍楽隊並びに陸軍軍楽隊の内地・外地及び戦線での活動を記録したものが大半。常光のプライベート写真はほぼ無く、氏の編著書『目で見る吹奏楽百年史』を編む際に各方面より蒐めたものが中心と思われる。但し、同書「未掲載」の写真も散見する。写真の裏面や糊付けされた台紙に手書きのキャプションが入っているものも多くに見られる。
写真の重複、一部に剥し跡や断ち切りを指定した朱罫線書込、各経年相応の劣化有。

★常光編『目で見る吹奏楽百年史』（限定700部）を付す。