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商品詳細

医学博士・福島東作、海外視察先より家族宛自筆葉書201通 ■ 1922年

販売価格: 99,000円(税込)
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【商品名】 医学博士・福島東作、海外視察先より家族宛自筆葉書201通
【刊行年】 1922年
【状態】 経年相応の劣化有
【備考・コメント】
■福島東作氏は神経学を主な研究対象としていた医学博士。著書に『スポーツマンの心臓』『内科ノ治療ト処方』等がある。
何れも東京に住む家族宛で、近況を小まめに報告。投函地はパリ(37通)、ロンドン(29通)、ウィーン(17通)、ナポリ(17通)、ローマ(15通)、ニース(13通)、ポートサイド(11通)、ヴェネツィア(11通)、フィレンツェ(8通)、プラハ(7通)、マルセイユ(6通)、ケンブリッジ(6通)、ブダペスト(6通)、ミラノ(5通)、シンガポール(5通)、コロンボ(3通)、モナコ(3通)、エジプトの某地(2通)と多岐にわたり、全て現地の風景が刷られた絵葉書を使用している。

●“三日の夜は大使館の或人の案内で市中見物をする。昼飯は此の葉書にある伊太利街で伊太利料理を食べたがマカロニが余り沢山でたので閉口閉口”(パリより)

●“宿屋へ着いてすぐ風呂に這入って、宿屋の食堂で夕飯をすまし、夜散歩に出て見る積りだったが、昨夜汽車でよくねむれなかったから早寝をする事として、帳場で絵葉書を買って書き始めた訳です。伊太利は暑いと思って来たのですが、ここへ着いて見て案外に涼しいのに驚いた位です。今年はカヤの中に寝ずに過すと思ったのが、ここの宿屋へ来るとカヤがつるしてあるので日本の夏に出あった気がします。あとは見物してからかきます”(ヴェネツィアより)

●“これは「ドリアン」といふ甚だくさいが、併しうまい果物なのです。勿論お父様はたべておりません”
(シンガポールより)
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