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商品詳細

フレデリック・スタール関連 「納札」 他貼込帖 三冊 ■ 大正期〜昭和後期

【商品名】 フレデリック・スタール関連 「納札」 他貼込帖 三冊
【刊行年】 大正期〜昭和後期
【状態】 経年相応の劣化有
【備考・コメント】
各表紙に 「米国御札博士寿多有」 と刷られた題箋を貼ったB4判よりやや小さな折帖三冊 (厚さ計7cm) に、スタールに関連する納札・新聞切抜・写真・刷物・冊子、合計約110点を丁寧に貼込んだもの (一部取り外し可) 。
内、スタールといえばの 「納札」 は自らが作製されたと思しきものから、スタール没後に交流のあった人物らが 「追悼祭」 等のために作製したと思われるものまで、およそ80点。
新聞の切抜の多くはスタールの死去を伝えるもの。以下にその一部を引用する。

“日本へ初めて来朝したのは明治三十七年の日露戦争の最中で当時博士はセント・ルイス学術研究団員としてアイヌの人類学的研究が目的だったが来て見たミカドの国の東洋趣味にすっかり魅了され、その後十五回に亘って日本を訪問し菅笠に草履脚絆姿で西国三十三番の札所をはじめ全国を行脚して津々浦々の社寺のお札を蒐集したり富士講員となって四度も富士に登った。(中略)
日本にいる時はいつも和服主義で円い輪のなかに星を書いた紋(日の丸とスターの自分の姓を取ったもの)の羽織を着て喜んだり、鯛の刺身が大の好物、酢だこは 「消しゴム」 を食ふようだといって嫌ひだった、何事も日本びいきでよく 「日本の尊い独自性を強く持て」 と呼びかけていた。大正十一年にわが政府から日米親善の功により勲三等瑞宝章を授けられた。”
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