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商品詳細

長唄奏者・杵屋東之助一家の写真帖四冊 ■ 大正8年〜昭和26年頃

販売価格: 55,000円(税込)
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【商品名】 長唄奏者・杵屋東之助一家の写真帖四冊
【撮影年】 大正8年〜昭和26年頃
【備考・コメント】
4冊のアルバムに大小計約750枚のモノクロ生写真を貼込。一部にキャプション入。
杵屋東之助 (本名:逸見勇夫) は明治28年1月20日生まれ。大阪の新町と寺地町に自宅があり、娘の豊が1冊の裏表紙に記した覚書によれば、氏は昭和50年10月23日に逝去。
東之助の幼少時から娘の豊が嫁入するまでの家族写真が中心だが、演奏会風景や杵屋和吉・和久子・和栄咲ら杵屋一門、芸者の写真も散見する。また、李垠殿下・方子夫人が生野高等女学校を訪問した際の写真2枚、画家・林唯一 (東之助の幼友達) の写真数枚も貼り込まれている。
長唄人生を謳歌したらしい東之助は、ある1冊の見返しに墨で以下のように綴っている。

「女を愛し歌を愛しいつも青春の気持で暮す僕自身の人生をこれによって皆様が知ることか出来るでせう無神にして虚宅、金を愛すれども終生溜まる見込みなく、遺言もなく今までに心おきなく青春を享楽しつくしたればいつ死んでもさらに生に執着もなくねかわくば僕か死ねば通夜の時長唄をうたい生前の僕の色事でも哄笑しながらはなしてくれ給え 昭和四年七月十日」

■ 2冊の背が壊れており内1冊は裏表紙欠、一部写真剥がれ跡有。東之助の筆による書幅六幅を附す。
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