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ホーム楽譜 (クラシック・現代音楽)高見俊雄自筆譜 「学芸会ノ為ノ作品集」 ☆高田三郎門下の五人で結成された『土の会』のメンバーの一人 ■昭和16年
商品詳細

高見俊雄自筆譜 「学芸会ノ為ノ作品集」 ☆高田三郎門下の五人で結成された『土の会』のメンバーの一人 ■昭和16年

【商品名】 高見俊雄自筆譜 「学芸会ノ為ノ作品集」
【刊行年】 昭和16年
【状態】 下記参照
【備考・コメント】
● 高見俊雄(1916-97)は松江市生れ。高田三郎門下の五人で結成された『土の会』のメンバーの一人。
平成4年頃に山田一雄指揮、日本フィルハーモニー交響楽団演奏による交響的楽章 <<雲の動き>> 等を収録した自主制作盤CD「高見俊雄作品集:人間と自然」が発売されている。その作品について片山杜秀氏が音楽之友社刊『クラシック名盤大全:管弦楽曲篇』に以下の文章を寄せている。

● “この曲の初演のときは驚いた。<<雲の動き>> というからトビュッシーの <<ノクチュルヌ>> の <雲> のような音楽を想像したが、結果は大違い。高見にとり、雲の動きはモジュモジュゆったりしたものでなく、千軍万馬の大行進に見えるらしく、曲の中身は極めて骨太なマーチ調だった。しかもそのマーチは、十二音列をバロック的対位法で処理した、つまりはシェーンベルクないしベルクとバッハを結合させたような仕方で音を動かすものだった。その響きは、ノルウェーのヴァーレンの「バッハ的無調音楽」をかなり想起させもする。
高見俊雄は高田三郎の門人。生前発表されたオケ作品はこれひとつでは? これから「発掘」されるべき作曲家。”

● 本自筆譜は「高見俊雄用箋」とクレジットされた各31×35cmの五線紙14枚分に歌曲 <<皇国の姿>>と <<羽衣>> の2曲をペンで認め、其々を二つ折にし、表題を記した厚手の表紙を被せて紐で綴じた体裁。高見はこの時島根県下の高等学校で教職に就いていたと思われる。
<<皇国の姿>> 一枚目の下辺一部ヤブレ欠、二枚にテープ補修箇所有。
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