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商品詳細

「嘉手納劇団」関連資料二冊 ■ 脚本部:小林正樹ほか 戦後

【商品名】 「嘉手納劇団」関連資料二冊
【刊行年】 戦後
【状態】 経年相応の劣化有
【備考・コメント】

昭和二十年十二月二十二日沖縄縣屋嘉ニ於テ劇団ヲ編成ス後嘉手納ニ移動シ公演ス  
大作トシテ好評得シモノ 太陽の子・婦系図・黒鯨亭・兄とその妹・路傍の石・拓く・勧進帳安宅関等アリ公演七十餘回
責任者:井野村政雄
脚本部:小林正樹 (松竹大船) ・水口ひろし・直江秀次・甫坂淳・加藤精一
俳優部:安藤嘉一・大谷国藏・平田豊・水野敬一・三浦豊久・須崎義雄・小林貫 (吉本興業) ・本橋信・石井一夫・田口文男 (浪曲家) ・大崎守一・牧野博・宮澤善治・樋口憲三 (森川信一座) ・室橋良次・勝村克己・志村和夫
楽団:田村貞男 (吉本興業) ・梅林盛政・島田文次・小林哲哉・小澤昌訓・今津寅吉
照明:瀬川正興・赤野太一郎 装置:大野省三 
( 『私たちの舞台』 巻頭全文)

■ 『私たちの舞台』 A4横判 38P 
小林正樹をはじめ劇団関係者36氏より、俳優として名を連ねる安藤嘉一氏宛 (一部役名と思しき別名宛含む) に認められた寄書各一枚を一頁ずつ丁寧に糊付して綴じたもの。各頁の余白には安藤氏による筆と思われる贈り主其々の逸話が温かい眼差しで綴られている。 
寄書の文面から当劇団は日本軍将兵の捕虜収容所内で結成されたと思われる。

■ 『舞台を踏む』 B5横判 約120葉
嘉手納に移動後の昭和21年4月7日の第一回公演より二十四回公演までの演目・スタッフ・配役を記した諸記録 (全約60葉。一部演目のみ) と上演された四作品の脚本 (全約60葉。小林正樹脚色二作含む) を自筆のペンで認めたもの。 「復員者送別」 や 「第九病院慰問」 名目での公演を含む。
表紙には表題と共に 「安藤」 の名が記されており、巻頭には 「私」 を含め複数の劇団関係者と撮影した生写真が4枚 (各10×13cm) 貼り込まれている。内1枚は米兵二人と肩を組んだ女装した男優三人を捉えしもの (画像参照)。
二十一回目の公演日は昭和21年9月21日。以降の公演日は記されていない。
他の写真
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