【商品名】作詞家・島田磬也 自筆原稿類一括
【刊行年】戦後
【備考・コメント】
“昭和2年の2月、十九歳で上京を決行。汚い紺飛白の着物を着、古行李を担いで白い粉雪の舞う新宿淀橋の西條先生の門を敲いた。”
（ 「島田磬也略歴」 と書かれた原稿より）

■人形劇台本 雨ふり坊主／400字用紙16枚完　ペン書

■人形劇台本 星の子供たち／400字用紙16枚完　　ペン書

■お伽オペレッタ キツネと彦市　
400字 「テイチクレコード」 用紙26枚完　ペン書
伊勢丹提供、放送日昭和32年1月とある。田端典子主演。

■人形劇 そら豆の煮えるまで　
400字 「テイチクレコード」 ・ 「島田磬也」 用紙24枚完　ペン書

■新作民謡バレー劇 村の水車小屋　
400字 「テイチクレコード」 用紙18枚完　ペン書
作曲及び編曲に長津義司の名がある。

■童謡舞踊 森の鍛冶屋　
400字 「テイチクレコード」 用紙2枚　ペン書　校正入

■児童オペレッタ 浦島太郎　
200字 「松竹京都撮影所用箋」 用紙24枚完　ペン書

■児童オペレッタ 浦島太郎台本　
孔版刷　島田による書入れ有

■島田磬也略歴　
400字 「東芝レコード」 用紙13.5枚　ペン書　校正入

■歌謡曲の作詞原稿39曲分／ペン・鉛筆書　大半に校正入
マッカーサー元帥頌歌 <<老兵は死なず消ゆるのみ>> 、若の花物語主題歌 <<土俵の鬼>>、<<夜霧のブルース>> <<おのろけ都々逸>> <<地下鉄の恋>> <<七福神ソング>> <<新宿カーニバル>> <<別れのタンゴ>> <<初恋エレジー>> <<恋の夜来香>> 等々。
<<青い鳥を尋ねて>> のみ五線紙使用、楽譜入。用紙サイズは様々で、わら半紙使用のものも含む。島田の別名である北村雄三・峡間敏男・梁瀬たかしの署名が入った原稿もある。

■ 「流行歌を裏から覗く」 座談会の版下原稿　
四六判5枚揃　写真3枚貼込有　新興楽譜出版社主催
島田・福島正二 （作曲家） ・眞木富士夫 （歌手） 出演　
おそらく主催社発行の音楽誌に掲載された記事と思われる。

■杉並区方南小学校発行 『掲示部ニュース』 昭和34年1/22号　
“南極で生きのこっていた二頭のカラフト犬 「タロー」 「ジロー」 のニュースは、ほんとうにうれしいニュースでしたね。このことにかんげきされた島田きんや （磬也） おじさん－方南小学校の父兄で有名な詩人－は、このよろこびを歌にして東京新聞へ発表なさいました” とあり、<<タローとジローは生きていた>> の歌詞が掲載されている。孔版刷。

■島田直筆色紙1枚／ペン書・落款入　裏面に剥がし跡有