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ホーム旧植民地/アジア細還入 朝鮮舊楽譜 第参編 (OLD KOREAN MUSIC VOL.3) ■ 洪永厚 (蘭坡) 廣益書館 (京城府) 寳晋齋石版印刷所 大正6年
商品詳細

細還入 朝鮮舊楽譜 第参編 (OLD KOREAN MUSIC VOL.3) ■ 洪永厚 (蘭坡) 廣益書館 (京城府) 寳晋齋石版印刷所 大正6年

【商品名】 細還入 朝鮮舊楽譜 第参編 (OLD KOREAN MUSIC VOL.3)
【著者名】 洪永厚 (蘭坡)
【発行元】 廣益書館 (京城府) 寳晋齋石版印刷所
【刊行年】 大正6年
【状態】 少ツカレ有
【備考・コメント】 
B5判、二つ折。   
韓国近代音楽のパイオニア・洪蘭坡 (本名:永厚) が、金仁湜に代わり朝鮮正楽伝習所西洋学科の教師として後進の養成に励んでいた頃に刊行された楽譜。

“洪蘭坡 (1898〜1941) は、韓国洋楽初期のヴァイオリン演奏者で、作曲家として韓国音楽の芸術歌曲ジャンルを築いた先駆的な音楽家である。彼は、韓国が西洋音楽を受け入れた初期の音楽教育を受け、初期留学生として東京音楽学校 (現・東京芸術大学) に学び、その後アメリカで継続してヴァイオリンを専攻し、日本と植民地期の朝鮮でヴァイオリン演奏家としてだけでなく、作曲家、音楽教育家、文筆家、音楽評論家、演劇運動家など広範な分野で華やかな活動を展開した多才な人物である。韓国近代音楽史を考察する際には洪蘭坡抜きには語れないほど、彼は近代音楽形成・発展過程に関わりが深い。近代音楽形成・発展過程における彼の影響は現代韓国音楽に重要な意味をもっている。
1941年、京城において43歳で夭折するまで植民地という時代を背景に活動した洪蘭坡の音楽的な遺産は多角度から検討されなければならない。”
(高仁淑著 『近代朝鮮の唱歌教育』 より)
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