【商品名】 小川のほとりにて ピアノ小品
【著者名】 濤川瀧江作曲
【発行元】 新響社
【刊行年】 大正15年
【状態】 少ツカレ有
【備考・コメント】　　　　　　　　　　
A4変判、3P＋濤川の肖像口絵1P。
濤川瀧江の3周忌を迎えるにあたり記念として刊行された楽譜で、本曲は彼女が東京音楽学校卒業時に手がけた作品。

“瀧江さんは徹頭徹尾努力の人であった、研究の人であった。努力はすべてを征服する、斯うした強い信念を抱いて実に血のにぢむやうな撓まざる練習をつづけ、全霊をうちこんで切磋琢磨藝道に精進した。生命がかつか、努力がかつか、この敬虔な謎は、遂にその尊い犠牲に依つて解決された、あまりに悲壮なしかも輝かしい犠牲者ではないか。”
（小林史郎「追憶」より）