【商品名】 中支那自動車部隊々長・服部卯三郎旧蔵 戦中アルバム四冊
【発行年】 昭和14年前後
【状態】 一部欠損・剥がれ有
【備考・コメント】　
部隊の主な活動場所は上海及び南京。写真は当地での活動風景や休息時、付近の景色、記念スナップ、家族、帰郷時等、大小合わせて4冊計400枚余を貼込。内1冊は表紙に 「東宝」 のマークが入ったスクラップ帖を使用し、巻頭は同社製作の映画 『快速部隊』 (昭15公開、監督・安達伸男、出演・佐伯秀男・霧立のぼる・堤真佐子他) のタイトルが入った写真が一面を飾る。また、本アルバムのみ同映画のスチール写真と思われるものが30枚貼り込まれている。推測でしかないが、服部率いる自動車部隊が東宝に協力して 『快速部隊』 を当地で撮影したのではないだろうか？
他1冊の表紙には 「支那事変出征記念」 の題僉付、3冊にキャプション入 (内1冊は紙片に印刷されたもの。ほぼ消えかかっているもの1冊含む)。
キャプション ＝ 「位置に付けいざ！保定へ」 「敵軍防空伝単」 「今日も露営風呂は大きい」 「徴発隊の獲物は黒豚」 「難路を拓く自動車部隊」 「路は何処果て無き荒野」 「物資蒐集班」 「ラクダ隊の進軍」 「延々萬里を南進」 「遺棄された敵砲車」 「南京陥落を祝す日本人街」 「杭州西湖全景」 「上海兵営にて」 「大場鎮表忠塔除幕式」 「松平晃とチェリー宮川 慰問演劇の時」 「捕虜を使って」 「護国の英霊を送る」 「慰問袋の中より」 等々