【商品名】 『内在』四冊
【発行元】 内在社
【刊行年】 大正10年9月〜11年6月
【状態】 下記参照
【備考・コメント】
菊判、各30〜50P程。
「未来派音楽」を標榜した作曲家の石川義一をはじめ、恩地孝四郎、大槻憲二、藤森静雄、久本信男らが同人に名を連ねる「文藝美術音楽誌」、3輯・6輯・7輯・11輯の四冊一括。
石川は6輯に「音楽演奏者の態度」を、7輯に「我国洋楽界への希望」を寄稿。
6輯に石川義一整曲 <<朝鮮祈唱 南無阿弥陀仏唱>> の別刷楽譜（菊判・二つ折）付。
また、同人ではないが、萩原朔太郎が5輯に「歌劇の台詞に就いて－石川義一氏に捧ぐ」を、服部龍太郎が7輯に「作曲小感」を、11輯に「英国楽界の耆宿エルガー」を寄稿している。

■ 6輯巻末頁の端余白に少欠損、7輯の表紙にペンで「訂正用」と書かれており、巻頭数頁に訂正の書入、見返しと扉及口絵にインクシミ有。