【商品名】 歌手・市原綾子旧蔵「スクラップ帖」三冊+「写真アルバム」一冊
【刊行年】 昭和7〜17年頃
【解説】
歌手・市原綾子は東京出身。十代前半より本居長世に童謡とピアノを、四家文子に声楽を学ぶ傍ら、童謡歌手として活躍。青山学院高等女学部を経て、武蔵野音楽学校を卒業後、ビクター専属の歌手となり、「年ごろ」「くろかみ日記」等のレコードを発表、映画「船出は楽し」等にも出演。
昭和14年頃からは各地で開催された慰問演奏会でも活躍するが、結婚を機に歌手業を引退した。
スクラップ帖三冊(各大判)には、15才〜25才頃の自身が出演した演奏会の「プログラム」約110点と、演奏会関係や自身が紹介された「新聞」「雑誌」の切抜がほぼ時系列順に多数貼り込まれている。
写真アルバム(B4横判)には、演奏会風景の写真を中心に約40枚の生写真(大判含む)が貼り込まれている。
プログラムの一部イタミ、アルバムにイタミ及び写真の剥し跡散見、各経年相応の劣化有。