【商品名】 吉田初三郎装画『旅館』創刊号含む13冊
【発行元】 全国旅館案内所(東京駅構内)
【刊行年】 昭和5〜8年
【状態】 下記参照
【備考・コメント】
B5判、各20〜30P程。
「社会の最尖端に立つ旅館の研究・指導・指針」を謳う機関誌。全冊の装画を吉田初三郎が手掛けている。
在号=創刊号、昭和5年6〜10月号、昭和6年夏季号・秋季大会号、昭和7年新年号・春季号・夏季号・全国旅館組合聯合会第九回大会号、昭和8年新年号の計13冊。
昭和5年10月号までは月刊、それ以降は季刊となり同時に発行所も「東京旅館組合」へと変更される。
■記事=「矢島義久:旅館マネーヂメント/来遊外客の増加と旅館/ホテルと印刷物」「剣持確麿:ホテル行脚/米国ホテル業の趨勢」「珈琲と紅茶の入れ方」「旅館の衛生設備に就いて」「旅館と飛行機」「国立公園の事業と経済問題」「岡田紅陽:旅館の特異性に就いて」「レストランの客はどんなことを嫌ふか」「旅に出て困る茶代の話」「山田醇:富士車中より外客誘引策」「新井尭爾:国際観光局の事業に就いて」「東海道空の旅-日本航空輸送会社機にて」「旅先で感ずる旅館の種々相」「旅館新聞五周年記念」「村松春水:温泉と美人」「米国雑誌記者の日本観」「船のモダン化」「遠藤新:甲子園ホテルの建築に就いて」「今秋全国旅館大会開催に當り京都市観光課の新設について」「関重廣:旅館の照明設備」「佐伯矩:旅館栄養講話」「旅館に忘れられたホテルラベル」「足立朗々:荒木町の回顧」「国際観光局:外人観光客の眼に映ったニッポン」「ホテルの色彩と其効果」「全国旅館組合聯合会第八回大会」「石渡文次郎:仏蘭西料理に就いて」「旅館サービス座談会」「東をどりに就いて」「新築上野駅の特長」「大島宗考:日本旅館史(一)〜(三)」「国際観光局より見たる日本旅館」「高久甚之助:旅館への要望」「旅館の悩みと其の切抜け策」「旅館から見た旅客座談会」等々。
■昭和5年9月号の数頁角にシワ、数冊中央に薄い折目が見られるが全体的に保存状態は良好。