【商品名】 『清楽』四冊
【発行元】 清楽会(大阪市天王寺区)
【刊行年】 昭和6年
【状態】 概ね良好
【備考・コメント】
大阪在住のピアニスト・天野(旧姓・湯本)愛子の門下生とその家族を以て、婦人限定で大正8年に組織された「清楽会」の月刊機関誌、2巻1号(52P+口絵4P)、2巻2号(42P+口絵4P)、2巻3号(42P+口絵4P)、2巻特別号「清楽会回顧号」(230P+口絵4P)の四冊一括(各菊判)。
清楽会は、「洋楽の進歩発達に勉め、社会の文化に貢献すること」等を目的とし、定期的に演奏会を行ったり、また、クライスラーやジンバリスト、ゴドフスキーらの関西公演を主催していた。
当機関誌は、「日本楽器製造株式会社」が全面的にバックアップしていたと見え、毎号誌面の半分程は同社主催の音楽会や同社の製品に関する記事となっている(特別号に限っていえばおよそ7割)。