【商品名】 独逸留学中の物理学者・浅田常三郎自筆葉書50通
【投函年】 1926〜1928年
【状態】 数枚に少イタミ有
【備考・コメント】
長兄の浅田長平氏宛が32通、後の妻・村橋絢子氏宛が12通、村橋素吉氏宛が4通、某氏宛が2通。何れも現地で購入した絵葉書を使用し、ちょっとした近況を認めている。
■ “十三日から学校の旅行で北方ドイツの海岸をまはります。過日シーメンスのダイナモ製作所を見ました。専門所はどこも見せて呉れない。技術の点は質問しても返答せぬ。小田島さんからの質問の点の一部分わかった点は新しいキカイのカタログと一緒に田宮さん宛に送りました。” (浅田長平宛)
■ “10月4日、ドイツの最後の日です。明日はフランスに入ります。二年半住んだ土地を離れるのは何だか心苦しい気がします。ここで萬国印刷の博覧会を見ました。実にすばらしい大きなものです。お達者に御一同に宜しく” (村橋絢子宛)