【商品名】 津島孝之介音楽評論ノート (渡辺幸三遺稿集)
【発行元】 発行所:渡辺れい子
【刊行年】 昭和54年
【状態】 背ヤケ有
【備考・コメント】
限定出版、B5判、約230P。
津島(渡辺は本名)は昭和32年に27歳で夭折した音楽ジャーナリスト。北海道釧路市に生まれ、釧路中学校、国学院大学文学部を卒業の後、音楽之友社に入社して『音楽之友』や『音楽芸術』誌等の編集に携わっていた。
掲載原稿の多くが中学時代を含め入社前に執筆されたもの。ペンネームは敬愛していた太宰治の本名と芥川龍之介から。
“音楽ジャーナリストとしての生活は、23才〜27才迄の約五年間の短い間でしたが、その仕事の上で追いつづけたものは、大衆のものとしての日本音楽の将来でした。今、このささやかな遺稿集の上に、少しでも現代の日本の音楽が重なりあってみることが出来れば、果たせなかった多くの夢や思いが、読む人にわかっていただけるのではないかと思ったりしています。”(「あとがき」より)