【商品名】 府立工芸学校製版印刷科研究会誌『PTG』20冊
【刊行年】 大正10〜昭和11年
【状態】 2冊に多少の書込有
【備考・コメント】
菊判、各14〜65P。
在号=9号、3巻1・2、4巻1、5巻1〜3、6巻1、7巻1、8巻1、9巻1・2、11巻1、12巻1・2、29〜32号、37号。
在勤中の原弘(ひろ・はら及びヒロム名含む)が、「欧州に於ける活版図案の新傾向」「ポスタアの新形態」「表紙絵に就いて」等、9冊に寄稿している。
5巻1号と2号は孔版刷、3巻2号のみタブロイド判全4面の新聞。毎学期一回乃至二回の発行を謳うが、3巻1号所収の「PTG発達史」によれば大正10年は9号のみの発行とあるので不定期の刊行であったようだ。会員のみに配布した非売品ゆえ少部数の発行と思われる。
尚、原弘が装幀を手掛けた5巻3号の表紙のみペンで「Y. Ogishima」と記名がある。当該号の編集兼発行者である荻島四雄の旧蔵書だろうか。