【商品名】 (中) 許常恵作品第十三號 葬花吟
【発行元】 製樂小集出版 (台北市)
【刊行年】 民国51年
【状態】 ヤケ有
【備考・コメント】
楽譜、B5判、44P。
許常恵より某日本人音楽学者宛献呈署名入。
許常恵は1929年に台湾の彰化県で生まれる。以下は石田一志著『モダニズム変奏曲』より抜粋。
“十一歳の年に東京でヴァイオリンの勉強を始め、第二次世界大戦終結まで東京に滞在した。(略)1954年にパリに渡り、セザール・フランク音楽院でヴァイオリンをギー・ド・リオンクールに師事、またソルボンヌ大学で、音楽史をジャック・シャイエに、楽曲分析と和声をドメル=ディエニに学んだ。さらにパリ音楽院でジョリヴェに作曲を、メシアンに楽曲分析を学んだ。1959年に帰台し、以後、作曲家、教育者として活躍を始めたのだが、台湾の現代音楽史は、彼の帰台後の活動をもって開始する、とさえいわれている。”