【商品名】 網野菊、大学在学中の未発表原稿類一括
【状態】 経年相応の劣化有
【備考・コメント】
☆ 網野菊 (1900-1978) -東京生まれ。6歳のとき実母が姦通罪で離縁され、その後父親は何度も再婚するが死別が続き、二十九歳までに四人の母親を持つことになる。志賀直哉を生涯の師と仰ぎ、 『さくらの花』 で芸術選奨文部大臣賞、女流文学賞、 『一期一会』 で読売文学賞、芸術院賞を受賞する。
■ 『志賀さんのもの』 400字用紙7枚完
■ 『国木田独歩の 「悪魔」 』 600字用紙6枚完
■ 『御休み日記』 B5判用紙24P完
■ 『我が家の歴史』 600字用紙2、5枚完
■ 『作文』 と題された小エッセイ3篇 (私の目に映じた世の中他) 400字用紙8、5枚完
■ 大正八年度論文 『Turgenev』 A4変判19P完
■ 身体検査表 四六判一枚
● 以上は全篇、日本女子大学英文科在学中に執筆したもの。講談社刊行の全3巻の全集で確認してみたところでは全て未収録。
以下は執筆された時期は不明だが、こちらも上記と同じく全集には収録されていない。
■ 『梅の木』 400字用紙15枚完
※冒頭に“大戦後〜”と記されているので戦後か。
■ 『日記 (昭和廿年四月) 』 200字用紙26枚未完?