【商品名】 個人別領域別談話集録による映画史大系
【発行元】 日本大学芸術学部映画学科
【刊行年】 昭和54年
【状態】 小口に経シミ目立つ
【備考・コメント】
B5判、厚さ3cm。
話し手=白井茂・飯野義明・岩腰助三郎・山本文子・山本若菜・依田義賢・牛原虚彦・衣笠貞之助・宮川一夫・杉原よ志。
“わが国における映画の歴史は、明治29年に輸入されたことから始まったとされているが、まだその歴史が浅いのにもかかわらず判然としないことが多い。例えば、活動写真という名称さえも誰が名付けたか判らない。史実を誤りのないように伝えることは難しいことだが、せめて一つでも多くの真実を書き留めておくことは、われわれの使命でもあろう。 真摯な研究者であった故内田精一教授の提案により、日本映画史文献に見当たらない秘められた部分の資料を得るため、昭和五十年、続いて昭和五十二年日本大学学術研究助成金を受けて、日本映画史上の傑出した貢献者から体験的史談を直聞して出来上がったのが今回の冊子である。”
( 「まえがき」 より)