【商品名】『ディスク』13巻5号
【著者名】青木誠意編
【発行元】グラモヒル社
【発行年】昭和16年
【状態】綴部から数頁外れ
【備考・コメント】
A5判、105P、口絵：Y・メヌーヒン。
内容＝「戦地への慰問レコードに就て」、大沼魯夫遺稿「露西亜美術と作曲家達」(4P)、あらえびす「大沼魯夫氏の思ひ出」(4P)、青木謙幸「大沼魯夫先生を偲ぶ」(2P）他

“日本のレコード界に、翻訳でない−最初の解説本を與へた人は大沼魯夫であり、大沼魯夫氏によって、音楽とレコードに興味を持った人の少なく無いことを忘れてはいけない。大沼魯夫氏はレコード界の大先逹であるといふ言葉には、何んの誇張もないのである。後生子弟音楽の中から生れたやうに思ひ込んでいる人達も、その系図を洗ひ、血統をたどると、父兄なり、先輩なり、友人なり、先生なりを介して、大沼魯夫氏の影響を受けて居ないとは断言し切れまい。”　
(あらえびす「大沼魯夫氏の思ひ出」より)