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ホーム占領下の日本/米軍GHQ専属理容師旧蔵アルバム ■ M.B.リッジウェイ将軍、W.ウェッブ裁判長らの直筆サイン入色紙を含む
商品詳細

GHQ専属理容師旧蔵アルバム ■ M.B.リッジウェイ将軍、W.ウェッブ裁判長らの直筆サイン入色紙を含む

【商品名】 GHQ専属理容師旧蔵アルバム
【刊行年】 昭和22年〜昭和37年頃
【状態】 アルバム背の下辺に少欠損有
【備考・コメント】
■ 進駐当初から永く第一生命ビル理髪部の理容師を務めた田中知彦氏旧蔵。
当品の概要を記す前に、何の因果か偶然にも弊舎所蔵 (現在在庫ナシ) の 『理容文化』 昭和37年10月号に 「田中知彦氏GHQを語る」 と題した対談が6頁にわたり収録されていたので、以下に記事の一部を引く。
尚、文中で氏は 「進駐軍司令部に接触した理容師第一号」 として紹介されている。

編集部 : ところで…マッカーサーはその理髪室へ来たことがありますか?
田中 : いや、こっちからでかけて…
編集部 : マッカーサーのプライベートの部屋があったんですね?
田中 : ええ…自分の部屋で…
編集部 : マッカーサーはずうっとあなたがお刈りになった…?
田中 : いや、二度ばかりです。そのうちにアメリカ大使館の方に理髪室ができあがったので…
編集部 : ああ…アメリカ大使館の中に住んでいたんですね。第一生命の方は、軍務をやるところですね?すると、第一生命の方にはマッカーサーは泊らなかった…?
田中 : ええ…大使館の方に、奥さんと一緒に住んでいたわけです。それから…リッジウェイという人は、自分の部屋の手洗いのところでやらせた…
編集部 : リッジウェイ中将ですか?
田中 : のち大将になりましたね。マッカーサーの次に総司令官になった人です。あの人に一ばん可愛がられたんですが…とにかく、上の方の人は、ほんとに立派な人たちばかりでした。軍人じゃなくても日本人は学ぶべきところがあると思いますね…

● GHQの高官らに全幅の信頼を置かれた男はその親交を如実に物語る一冊のアルバムを遺した。以下収納品概要。

■ 『自筆サイン入色紙24枚』 各21×18cm程
M.B.リッジウェイ将軍、E.アーモンド中将、W.A.バイダリンデン准将、W.F.マーカット経済科学局局長、L.レムニッツァー大将、A.P.フォックス准将、C.A.ウィロビーG2部長、W.J.シーボルト外交局長、P.J.ミューラー参謀長、W.P.シェパード少将、D.O.ヒッキー中将、G.V.ケイザー准将 (?)、ギリーズ少将 (?※氏のみ重複) らGHQ高官の他、極東国際軍事裁判のW.ウェッブ裁判長やM.C.クレーマー判事を含む。宛名とメッセージが添えられたものも多くに見られる。
24枚の内1枚はジョン・ヒギンス、ジャック・メディカ氏ら15名による寄書で、数名の人物は果敢にもカタカナで署名。
色紙の大半は金雲などの雅な意匠入。一部に新聞記事の切抜も共に貼り込まれている。
尚、名前を挙げていない残りの7氏 (枚) については、弊舎では判読不可。しかし、名高い人物である可能性が高い。

■ 『モノクロ写真7枚』
第一生命ビル外観 (24×30cm)、D.マッカーサー元帥とC.ホイットニー民政局長が車に乗り込む場面 (20×27cm)、D.マッカーサー元帥が部下に話しかけている場面 (25×20cm)、バイダリンデン准将 (14×10cm)、リッジウェイ将軍 (27×22cm、自筆サイン入)、レムニッツァー大将 (25×20cm、自筆サイン入)、アーモンド中将 (13×9cm、自筆サイン入)。

● 以上、占領期を代表する重要人物の自筆を多数含む全31点を一冊のアルバム (B4変判・スパイラル綴・粘着台紙タイプ) に貼り込んでいる。

【search keys】
autographs
General Headquarters Supreme Commander for the Allied Powers
Matthew Bunker Ridgway,William Flood Webb,Charles Andrew Willoughby,William Joseph Sebald,Edward Mallory "Ned" Almond
他の写真
(画像をクリックすると大きく見られます)
● M.B.リッジウェイ将軍より田中氏宛メッセージ入
(画像をクリックすると大きく見られます)
● W.ウェッブ裁判長
(画像をクリックすると大きく見られます)
● C.A.ウィロビーG2部長
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