【商品名】 満洲国大同劇団公演
【刊行年】 昭和13年
【状態】 書込有
【備考・コメント】
菊判、4P、於東京劇場。
長谷川濬原作・藤川研一脚色「国境地区」と藤川研一作「王属官」の梗概を記した上演プログラム。

“「大同劇団」は満洲帝国に於ける唯一の統一統制せられたる国策的演劇団体である。それは満洲国政府の指導下にあって、満洲の文化の処女地に新しい演劇の花園をつくるべく、熾烈なる芸術的欲望と、文化開発の一大旗印の下に、匪賊の跳梁と、無智文盲の民衆と、旧軍閥の圧政を崩壊せしめ、建国わづか六年の新国家の中で美しくも健やかに誕生した革新的演劇団である。（中略）
彼等は叫ぶ！「建国後わづかに六年異常な進展の途にある未完成乍らも力強い満洲文化を友邦日本の国民に捧げ度いのである」と！！”
（『大同劇団』の日本公演に就いて」より）